同じ小説を読む場合でも、携帯アプリのように横書きで読んだときより、文庫本のような縦書きで読んだときの方が読みやすいという情報を耳にしました。
近年は、PCやスマホが一般的になり、縦書きよりも横書きの文章の方が接する機会が多いように思えます。
ですので、文章を書く時も自然と横書きになってしまうのではないでしょうか。
それなのに、縦書きの小説の方が読みやすいと感じるようです。
それは、漢字は本来縦書きを基本として作られているからです。漢字が伝来した日本は、縦書きで文章を書き、江戸時代まで縦書きしかありませんでした。
江戸時代後期から西欧の文化が入ってくると、次第に横書きでも文章が書かれるようになります。
そして現在まで、縦書きと横書きが併用されるようになりました。
冊子などの長文は、縦書きがオススメ!
本来の日本語は、縦書きがベースです。ですので、文章を読む場合でも縦書きがストレスなくスムーズに読むことができます。長文になるとストレスがかかると最後まで読んでもらえないこともありますので、縦書きにすると良いと思います。私の小冊子も縦書きにしています。
文章の内容を考慮する
文章の内容によって使い分けることも必要です。カタカナや英文などが入る場合は縦書きだと読みにくくなってしまいます。そのような場合は、長文であっても横書きの方が読みやすくなる場合があります。文章の内容にあった書き方にすることが大事ですね。